厳選したワイナリーから直輸入|ドイツワイン専門店

今回ご紹介させていただくワインは、モーゼル地域 ケステン村にある家族経営のワイナリー、パオリンスホーフが造るリースリングの白ワイン2本。
どちらも天然酵母使用、ステンレスタンクで醸造されているのですが、それぞれのリースリングが育った土壌が異なり(赤色粘板岩土壌、青色粘板岩土壌)、その土壌の味わいの違いを楽しめるワインとなっております。

ひとつめは青色粘板岩土壌のリースリング
Weingut Paulinshof
2022er Von Der Ley Riesling Kabinett trocken
フォン・デア・ライ リースリング カビネット トロッケン
750ml 4,800円(税込)
ケステン村のブドウ畑は主にデヴォン紀(約4億年前!)の粘板岩から成っており、モーゼル・フランケン地方では、このタイプの土壌を「LEY」と呼んできました。太陽光の蓄熱に優れ、水はけの良いこの土壌は、リースリングにとって理想的な生育と成熟の条件を備えています。
さらにこちらのワインは樹齢43年の古木から収穫されたリースリングから造られており、品種特有の酸味と果実味と同時に、土壌由来の硬質的なミネラルもしっかり楽しめる、辛口タイプの白ワインとなっております。

ふたつめは赤色粘板岩土壌のリースリングから。
Weingut Paulinshof
2023er Vom Roten Schiefer Riesling
フォム・ローテンシーファー リースリング
750ml 4,800円(税込)
「ローテンシーファー」とは赤色粘板岩土壌のこと。ケステン周辺の土壌の多くは青灰色の粘板岩なのですが、こちらのブドウが育ったのは珍しい赤色の粘板岩土壌。
この土壌由来の豊富なミネラルと完熟ブドウの味わいをしっかりと感じることのできる、ボリュームのある中辛口タイプになります。
リピーターも多く、一度飲んだら忘れられない味わいです。

青色粘板岩と赤色粘板岩の土壌の味わいの違い、そしてパオリンスホーフの素晴らしい技術と思いがこもったこのワイン。ぜひ一度味わって頂きたいです。

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